アクセス解析ツールなど必要がなく簡易な計算で済みますので、ホームページをお持ちの方は是非一度お試しください。
では、早速始めてみましょう。
まず最初に、ホームページのページ数をカウントしてください。例えば、ホームページがトップページ・会社概要・サービス・よくあるご質問・プライバシーポリシー・お問い合わせのページで構成されている場合は6ページになります。
そして、集客とは直接関係ないページ(プライバシーポリシーやお問い合わせページ)の数をマイナスしてください。
では、計算して出たページ数を元に訪問者数の目安を計算してみましょう。
経験値として、一般的なビジネスホームページだと目安として1ページあたり月間30人が訪れますので、
先程計算したページ数 × 30(人)
がホームページへの月間訪問者数の目安です。例えば、10ページのホームページならば月間300人、20ページなら月間600人が訪問するということになります。正確に言うとページ数と訪問者数は正比例という訳ではないのですが、ページ数が100ページ未満でさほど多くない場合はほぼ正比例に近いと思って問題ありません。
話を元に戻しますが、ホームページへの訪問者数の目安が計算できたら、次は、その訪問者の内、何人がお問い合わせするかを考えましょう。
お問い合わせ率(CV率/CVR)が1%と仮定すると、訪問者数に1%を掛ければ良いので、
10ページのホームページなら月3件、20ページなら月6件、50ページなら月15件のお問い合わせということになります。
この数字を意外に多いとみるか、少ないとみるかは人によって違ってくるかと思いますが、SEOを行えばドンドンお問い合わせが入ってくるイメージは持たない方が賢明です。
そういう意味ではSEO対策に過度な費用を投じるのは危険で、あくまで月数件というお問い合わせを得る費用対効果をしっかりと考えて賢くSEO対策を行っていただければと思います。
あと余談ですが、ホームページのページ数は多ければ良い訳ではありません。あくまで商材・サービスが多い=ページ数が多い前提ですので、商材・サービスが少ない場合はどうしてもホームページのページ数は少なくなります。その場合には、ホームページ自体のWebマーケティング要素が重要で、例えば6ページ程度の最小構成に近いホームページの場合はお問い合わせ率を2%以上に高めるような構成&デザインにしていく必要があります。
このようにSEOは単なる検索順位を上げるだけではなく、商材・サービスの状況に応じたWebマーケティングの能力も必要になってきます。