SEO の観点から社名を考える
当社では世間水準に比べて安くホームページやランディングページを制作している関係で、これから会社を設立される方から仕事の依頼を受けることも多いのですが、その際に感じることを今日は書いてみることにします。
会社を設立する時に必要となる「社名」ですが、例えば「株式会社ABC」のように、最近、正式名称がローマ字・英語名となっている会社が増えている気がします。会社名を決めるのは会社設立時の醍醐味の一つであり、会社の代表者なり、オーナーなりが自分の想いを込めた社名を命名することは良いと思っていますが、実はSEO対策を行う立場としては苦慮することになります。
会社ホームページのメインとなるページ(主にはトップページとなることが多い)には、業種や扱う商材により3~4個のキーワードでSEO対策を行うことが多く、通常、その中の1つには社名を入れるようにしています。会社のホームページの場合、会社名検索経由でもたらされるアクセスの比率が高く、ホームページからの集客に直結する為です。
社名が平仮名やカタカナの場合は良いのですが、社名がローマ字や英語の場合、仮名読みと英字表記の2つのキーワードが取られてしまうことになり、肝心の自社の業種や商材に割くキーワードが少なくなってしまいます。かといって、社名を仮名表記か英字表記のいずれかにしてしまうと、折角の社名での検索経由のアクセスの一部を捨ててしまうことにもなりかねません。
クライアント様と話していると、会社名でのホームページのアクセスをほとんど重視していない方が多いのですが、実は社名は会社ホームページのアクセス数の中で重要なキーワードとなっています。
もし、あなたの周辺でちょうど会社名でお悩みの方がいましたら、SEO対策の観点からは仮名表記をおすすめします。