スキャンダル対応を考える〜2016

2016年版 スキャンダル対応を考える

市井の人が清廉な人を求めているのか、文春・新潮に代表される週刊誌の取材陣が頑張っているのか、最近、著名人や政治家のスキャンダルをよく目にするようになりました。

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今年に入ってからでも、
ベッキーの不倫疑惑、ショーンKことショーンマクアードル川上氏の学歴詐称、桂文枝の不倫疑惑、三遊亭円楽の不倫騒動、自民党 甘利明氏の現金授受疑惑、民進党 山尾志桜里氏の不正支出問題(多額のガソリン代・コーヒー代など)、舛添要一氏の政治資金問題、鳥越俊太郎氏の女性淫行疑惑など数多くのスキャンダルがありました。

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スキャンダル対応で、まず重要なのが「自分の口で説明する説明責任」です。
著名人や政治家の場合、「公人」としての立場もありますので、説明責任を果たす際は報道陣を呼んで記者会見を開くことが多くなりますが、この時に重要なのが、

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・真実を隠さないこと
・スキャンダルに向き合うこと
・迷惑を掛けた人に謝ること

です。「火のないところに煙は立たない」という言葉がある通り、スキャンダルが表沙汰になる際は、全てが事実無根である場合は考えにくいわけですから、真摯に受け止め、自分の口で事情を(嘘をつかず)説明することが大切です。

特に最初の記者会見や囲み取材の時が重要なのですが、スキャンダル対応を見ていて、上手い下手が大きく分かれたように思います。

冒頭の例で見ると、
三遊亭円楽は、早期に記者会見を開いて事情を説明し、認めるべきは認めるという比較的正しい対応ができていたように思います。また、事情を説明するまでに少し時間を要した感はありますが、ショーンKの学歴詐称や甘利明氏の現金授受疑惑あたりも合格点だったと言えるでしょう。

一方、最初に真実を伝えなかったベッキーは復帰に時間を要し、情報を小出しにしてスキャンダルに向き合っていない印象となった舛添要一氏は都知事の職を追われることになってしまいました。

さらに、最近の流行なのでしょうか。スキャンダル対応で、自分の口から語ろうとせず弁護士に丸投げしてしまう のが目立つように思います。
「第三者の目」という流行語?を生んだ舛添氏や、民進党 山尾志桜里氏、東京都知事選に落選したジャーナリストの鳥越俊太郎氏が該当しますが、自分のスキャンダルについて、最も事情を知っているはずの自分の口から説明することを途中放棄して、弁護士とはいえ他人に任せるのは、スキャンダルから逃げている印象を与えてしまいます。

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また、よく「秘書が」「社員が」「家族が」などと責任転嫁する人がいますが、「公人」であれば自分自身に最終的な責任があります。スキャンダルの事実関係を自分の口で説明し、謝るべきは謝ることは、その人の将来の価値を大きく下げるものではありません。スキャンダルに向き合わず逃げてしまい、時間とともに風化を待つという選択肢をとって「一生スキャンダルから逃げた」と烙印を押される方が、よほどその人自身の将来価値を下げるものだということを肝に銘じておくべきなのではないでしょうか。

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