メンタルヘルスとは?

メンタルヘルスとは

メンタルヘルスとは心の健康のことで、好調な人ほど充実した生活を送ることができます。しかし多くの社会人は職場での人間関係や業務の多さなどでメンタルヘルスが損なわれていると言われています。

メンタルヘルスが不調に陥ると集中力が低下することでミスが増えます。小さなミスならば同僚でカバーできますが、事故に発展することもあり労災によって会社が大きな損失を受ける可能性があります。

アメリカではIT産業は世界で高い実績を誇っていますが、うつ病の治療費は年間 300億ドル~400億ドルと、業績の陰で多くの人が苦しんでいます。

日本でも社会人に多い病気は精神疾患で、欠勤する人や長期的な休暇を申請する人が増えています。社員が少なくなると、残った社員で業務をこなす必要があり、今度は残った社員まで長時間労働によるメンタルヘルスの不調に襲われるという負の連鎖が生まれることも多くなります。

精神疾患は、一般的に3ヶ月ほどの休養で改善しますが、症状が悪化するまで我慢した人は1年以上仕事を離れないと社会復帰できないこともあります。さらに、あまりにも長い期間の休養が必要となるようであれば、退職を視野に入れる場合もあります。

会社側は社員の生活の質を上げ、余計な損失を受けないためにメンタルヘルス対策を行い始めています。メンタルヘルス対策は、一次予防と二次予防、三次予防に分かれており、早期発見が重要です。

一次予防ではメンタルヘルスの不調に追い込む要素を排除するために、人間関係の改善や異動と配置替えの時は社員の性格を考慮するなどに努めます。

二次予防では、社内の上下関係を無視して、一人ひとりの異変に注意し精神的なフォローを行います。上司は精神科医ではないので、外部の専門家を利用することもあります。ストレスチェックリストを使うと精神状態を客観的に把握できます。

三次予防は、仕事に復帰した人の問題が再発しないように、労働時間をフレキシブルにしたり仕事量を調整したりすることを指します。

メンタルヘルス対策にはお金がかかることもあるので、中小企業を中心に必要性を感じていない会社もありますが、怠ることで生じる問題は数えきれません。従業員を雇用して事業を行うのであれば、メンタルヘルス対策が必須になってくる時代になってきていると言えるでしょう。

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