島津歳久 最後の言葉〜辞世の句

辞世の句 最後の言葉

島津歳久 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、島津歳久の最後の言葉として、島津歳久の辞世の句を紹介してみることにします。

島津歳久の最後

島津歳久は、薩摩・大隅・日向(現在の鹿児島県・宮崎県)を支配した戦国大名 島津義久の弟です。島津歳久は、義久・義弘・家久の4兄弟の中では知略をもって知られ、2人の兄を助けて多くの合戦で活躍しました。

後年、痛風を患う中、家臣による豊臣秀吉に対する反乱の責めを負った形で兄の島津義久の追討を受け、1592年8月25日亡くなります。享年55歳でした。

そんな島津歳久の辞世の句と言われているのが以下の句(短歌)です。

島津歳久 辞世の句

「晴蓑めが 玉のありかを 人問わば いざ白雲の 上と答へよ」

ちなみに「晴蓑(せいさ)」とは島津歳久の法名で、この歌を現代文に訳すなら、

歳久の魂はどこへ行ったと聞かれたら、思い残すこと無く死んだので雲のかなたに消え去って分からないと言って欲しい

といったところでしょうか。

島津4兄弟の内で豊臣秀吉の実力を最も高く評価しながら、反豊臣の急先鋒であった島津歳久ですが、死を前にした時、彼の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この島津歳久の最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

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