栗林忠道 最後の言葉〜辞世の句

辞世の句 最後の言葉

栗林忠道 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、栗林忠道の最後の言葉として、栗林忠道の辞世の句を紹介してみることにします。

栗林忠道の最後

栗林忠道は、太平洋戦争における日本陸軍の軍人です。硫黄島守備隊の最高指揮官として、3倍以上の大兵力で攻め寄せたアメリカ軍に対し、地下陣地を活用して1ヶ月半程度も防衛戦を戦った軍事的手腕は、現代でも広く知られており、クリント・イーストウッドが監督した映画「硫黄島からの手紙」でも有名です。

文武両方の才能を持ち、史上最年少で陸軍大将となった栗林忠道ですが、大将に任じられてから9日後の1945年3月26日、硫黄島守備隊の最後の総攻撃で戦死しました。

そんな栗林忠道の辞世の句と言われているのが以下の句です。

栗林忠道 辞世の句

「国の為 重き努を 果し得で 矢弾尽き果て 散るぞ悲しき」

この歌を現代文に訳すなら、

国の為に防衛線を守るという重責を果たせず、武器弾薬も尽き、このまま散っていくのは無念だ。

といったところでしょうか。

この辞世の句を含む電文(訣別の電文)を大本営に打った後、栗林忠道は残存兵力を率いて夜襲をかけ、戦死したとみられています。

死を前にした時、彼の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この栗林忠道の最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

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