本題の前に、プル型(インバウンド)とプッシュ型(アウトバウンド)という二通りの営業スタイルについて簡単に触れておきます。
プル型とは、顧客自らが売り手にアプローチしてくるように仕掛ける営業スタイル。プッシュ型とは、広告・宣伝として自ら顧客に訴えかける手法や飛び込みやテレアポのように自ら顧客に売り込みに行くような営業スタイルを指します。
以前は営業というとプッシュ型がほとんどでしたが、インターネットの普及により、インターネット検索と広告が組み合わせるSEOに代表されるマーケティングとプル型の営業スタイルが生まれました。
さて、ここからが本題。
今回は「当社には営業マンはいません」というお話です。もちろん、男性の営業はいないけれど、女性の営業がいるという落ちではありません。
では、どうやって営業活動をしているかというと、営業セクションはホームページが担ってくれています。一部、既存顧客からのご紹介案件を除き、SEOによるホームページからのお問い合わせ→成約というほぼ完全プル型営業スタイルです。
当社では、ホームページ・ランディングページ制作やSEO対策などのインターネットサービス提供が中心なのでB to C(B2C)がほとんどですが、業務提携や販売代理店などB to B(B2B)の部分もほぼ全てSEO対策を施したホームページからのお問い合わせによるものです。
ホームページは24時間365日文句も言わず働いてくれます。
経営者の立場で見ると、残業代も社会保険料も福利厚生費も不要ですし、営業セクションの人材採用に頭を悩ませる必要がありません。また、プッシュ型に比べて プル型の営業スタイルは、顧客自らが選んで自社を指名してくる為、顧客のロイヤリティーが高く、サービスの成約率・継続率とも高いメリット もあります。
御社でもメリットが多いプル型(インバウンド)の営業スタイルを採用してみてはいかがでしょうか。