2016年3月、社員旅行で訪れたタイで社員数十名が全裸で騒いだ株式会社DYMの不祥事が話題になってから、早いものではや 2ヶ月が経ちました。当ブログへのアクセスもDYM社関連キーワードからのものも依然として多く、世間の関心の高さをあらわしています。
【関連記事:誹謗中傷・風評被害対策 vs Google~DYM社1ヶ月後の状況】
当社では、検索エンジン検証として “炎上” 後の検索順位が時間の経過とともにどう変わっていくのか、定点観測しています。
では早速、「社名」で Google検索をして、DYM社にとって良くない情報を持つネガティブサイトの検索順位がどう変わったかを見てみましょう。
「DYM」でキーワード検索
- 事件直後:4位,6位がネガティブ
- 1ヶ月後:4位,5位,6位,9位,10位がネガティブ
- 50日後:2位,3位,4位,5位,6位,9位,10位がネガティブ
- 2ヶ月後:5位,6位,7位,10位がネガティブ
DYM社には申し訳ないのですが、当ブログの過去記事(DYMはなぜ再炎上したのか?)が 7位にランクインしてしまっています。
途中、50日後の時点で、DYM社による炎上の “痕跡隠し” がバレて再炎上し、ネガティブ情報満載のブログなどが検索上位されて大変なことになっていましたが、10日ほど経って検索順位は落ち着きを見せてきました。
しかし、検索順位が落ち着いたと言っても、再炎上してしまったことで、事件直後よりも状況は悪化しているので、決して状況は好転している訳ではありません。
さらに、DYM社としてはこれらの検索上位にあるネガティブサイト以上に問題になりそうなのは「画像検索結果」の部分。
本来ならここで出てくる画像は、DYM社のロゴだったり、経営者や会社の画像だったりするのですが、
こんな感じで、3月に起こした「タイ全裸事件」を中心とした全裸や半裸の画像ばかりで、とても新進気鋭のIT会社の検索結果に出てくるような画像ではなくなってしまっています。現在は、2017年卒の就活・採用活動真っ盛りの時期ですが、社名を検索すると、全裸や半裸の画像が出てくるようでは、良い人材を採用する以前の問題になっていると言って良いでしょう。
さすがにここまで酷い状況になってしまうと、事件が風化し、ネットユーザーの興味が完全に DYM社から薄れるまで今の状態は続くでしょうから、DYM社にとってしばらく辛抱の時期が続くものと思います。