楽天球団の田代コーチ退団に学ぶ

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楽天球団の田代コーチ退団に学ぶ先日、プロ野球の楽天球団の田代打撃コーチが三木谷球団オーナーの現場介入に嫌気がさし退団するニュースが流れていました。
見ていて他人事ではないと思いましたので、今回はこのニュースから思うことについて書いてみようと思います。

我々が業務を行う上で、一番の難点は集客自体の難しさではありません。
インターネットの集客の場合、様々なケースでの経験があり、その経験の範疇で集客するのであれば集客自体は難しくありません。

法人の特に中小企業でインターネットを使った集客を行う時に難しいのは、「集客の意図をクライアント様に理解してもらうこと」そして「理解した状態を継続していくこと」です。

楽天球団のオーナーではありませんが、集客の枝葉末節の部分に直接口を突っ込んでくる社長さんがたまにいらっしゃいます。
社長さんは社長さん同士のネットワークを独自に持っていたりしますが、その中の世間話で聞いた内容をそのまま持ち込んできたりもします。

例えば、リスティング広告を運用している時に「“○○”というキーワードが同業他社では良いと知り合いが言っていたから、入札単価が高くなってもいいからドンドン取っていって欲しい」とか「ホームページのこのページの女性の写真を男性に変えてはどうか」といった感じです。

クライアント様のトップからのリクエストであれば、本意でなくとも承知せざるを得ません(一応、プロとして助言はしますが、こういう方だと聞き入れる余地は少ないようです)。
一旦こういった状態になってしまうと、非常に厄介で、

リクエストを修正する → 集客が落ちる → 再度口出し → 修正 → 集客が落ちる → ・・・

のような負の連鎖にはまり込んでいきます。
大元の原因は見えていて、そこを変えれば元に戻せるだけに、改善できない状態は楽天球団の今の状態に似ているように感じます。

あなたの会社は楽天球団のようになっていませんか?