西郷隆盛 最後の言葉〜辞世の句

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西郷隆盛 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、西郷隆盛の最後の言葉として西郷隆盛の辞世の句を紹介してみることにします。

西郷隆盛の最後

西郷隆盛は明治新政府の不満分子が蜂起した西南戦争で敗れ、1604年4月19日(慶長9年3月20日)に鹿児島県の城山にて自決しました。享年49歳でした。

そんな西郷隆盛の辞世の句は伝わっていませんが、若き日に海へ身を投げ投身自殺を図ったことがあり、その時に詠んだと言われるのが以下の句です。

西郷隆盛 辞世の句

「ふたつなき 道にこの身を 捨て小舟 波立たばとて 風吹かばとて」

現代文に訳すなら「二つとない命であるが、我が身を捨てて乗る小舟である。波が立とうが風ば吹こうが行かねばならない。」といったところでしょうか。

西郷隆盛が死を前にした時、彼の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この西郷隆盛の最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

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