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集客が失敗する会社の5つの共通点
当社では、これまでネット集客を中心に企業・個人事業主の集客について、数多くの事例を見てきました。その中で感じた「集客が失敗する」時の共通点を今回は挙げてみることにしましょう。
集客が失敗する会社には共通点がありますが、大きくは以下の 5点に集約されるように思います。
- 結果が出る前にあきらめてしまう
- 見切りが早すぎる
- 企業体力以上の集客に手を出したがる
- 意思決定がぐだぐだで遅い
- 新しいもの好きですぐ飽きる
では、順番に見ていきましょう。
1.結果が出る前にあきらめてしまう
集客のアプローチは正しいのですが、自社の集客に自信が持てず、集客を始めて半年も経たずしてあきらめてしまう会社があります。中には集客開始から 1ヶ月も持たないケースもあり、そうなってくると、どのような集客手法を採用しても成功することは難しいと言えます。一旦、集客を始めたら、半年間は辛抱して続けてみることが大切です。
2.見切りが早すぎる
1.のケースとよく似ていますが、集客を始めて 2~3ヶ月で効果が出ていないとドンドン見切っていくタイプの会社があります。いかに効果が出やすい集客でも、最初から100%の効果が出るわけではありません。何度も問題点を修正し、PDCAを回していくことで効果は上がっていくものです。相当大規模な集客でもない限り、3ヶ月未満で見切っていたら、効果が出る前に終わってしまいます。
3.企業体力以上の集客に手を出したがる
これも良く見るケースです。例えば、少額の集客予算しか用意できないのにリスティング広告にチャレンジする会社を良く見ます。リスティング広告だけではなく広告全般にいえることですが、ギリギリの予算で広告をしても、まず失敗します。効果の高い集客手法を採りたいというのはわかりますが、自社のリソース(ヒト・モノ・カネ)を超える集客では成功しません。自社のリソースに合った集客手法を選ぶことが重要です。
4.意思決定がぐだぐだで遅い
中小企業でよくあるケースです。意思決定者が誰なのか曖昧で、担当者も日常の仕事の片手間なので集客が後回しになりがちだったりします。集客するためには事前の準備が必要です。その準備が遅れがちになるようでは集客以前の問題です。責任者を決めて、スピーディーに集客準備を進めているか、経営層はしっかりウォッチしておくことが大切だと思います。
5.新しいもの好きですぐ飽きる
個人事業主や小規模零細企業でよく見かけるケースです。新しい広告や集客手法を耳にするとすぐに試してみる方がいますが、どんな集客でも集客開始から効果が出るまでに最低半年の時間は必要です。コロコロと集客手法を変えていては、集客手法が正しくても集客は失敗してしまいます。「隣の芝生は青く見える」と言いますが、外部の雑音に左右されないことも必要です。
私が見てきた事例の中では「効果が出る前に途中止めしてしまう」のが集客の一番多い失敗ですが、あきらめたり、見切ったり、あれこれ浮気をせず、じっくり腰を据えていくことが重要です。
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もし、御社の集客が上手くいっていないなら、これらの 5つの共通点に当てはまっていないかをチェックしてみましょう。そして、該当するポイントを改善するだけで、効果が出てくると思いますよ。