今回はインターネット媒体を使用する時、その特性をしっかりと認識した上で、集客する媒体、あるいは発信力を高める媒体に分けて運用すべきというお話をしてみます。
本題に入る前にインターネット媒体について見てみましょう。
一口にインターネット媒体といっても様々ですが、代表的なところといえば
Yahoo!やGoogleなどが提供しているものだと
・リスティング広告(PPC広告)
・ディスプレイ広告
・インタレストマッチ広告
・リーターゲティング広告
SNS関連だと
・Facebook
・Google+
・LINE
・Twitter
・インスタグラム
その他では
・Facebook広告
・ブログ
・メルマガ
あたりでしょうか。さらに Yahoo! や Google などの自然検索も広義では媒体と見なせるかもしれません。
次にこれらの媒体を集客する媒体と発信力を高める媒体で分けてみましょう。
1.集客する媒体
・リスティング広告(PPC広告)
・ディスプレイ広告
・インタレストマッチ広告
・リーターゲティング広告
・Facebook広告
・メルマガ
自然検索自体を媒体と見なせばここに入ってきそうです。
2.発信力を高める媒体
・Facebook
・Facebookページ
・Google+
・LINE@
・Twitter
・インスタグラム
・ブログ
こんな感じに分けられます。
では、ご自身の会社に戻って考えてみてください。どのような媒体を利用されていますか?
「リスティング広告+ Facebookページ」という会社さんもあるでしょうし、「(SEO)自然検索+ブログ」という会社さんもあるでしょう。
ここで重要なのは 振り返ってみた時に発信力を高める媒体を集客する媒体と混ぜこぜにして運用していませんでしょうか ということです。
本来、発信力を高める媒体はサスティナブル(持続可能)に運用すべきものです。継続して積み上げていくものですので、波があったり無理をしたりするリソース(自社のヒト・モノ・カネ)の掛け方はすべきでありません。
会社経営に無理のない範囲でこれらの媒体を拡大し発信力を高めるべきものです。そして、自社のこと、自社製品のこと、自社サービスのことについての発信力が高まっていくことで結果として集客につながっていきます。
私の周りでもよく「Facebookページを始めたけど全然集客にならない」「ブログをやってるけど、集客になっていないので止めようと思う」というようなお話を聞きますが、Facebookページであれば書いた記事のリーチが増えていっていればOKですし、ブログだとアクセス数が増えていっていれば合格です。
発信力を高める媒体の場合、日々対象者が増えるよう運用し、半年後、1年後にその数字が数倍数十倍へと増やしていく為に知恵を絞ることが重要で、そうすることで結果として集客を生み出していくようになります。
「集客する媒体」と「発信力を高める媒体」、御社ではちゃんと区別できていますか?