集客する媒体と発信力を高める媒体を区別する」を書きました。
先日、インターネット媒体を使用する時、その特性をしっかりと認識した上で、集客する媒体 と 発信力を高める媒体 に分けて運用すべきという記事「今回は、その中で発信力を高める媒体について、少し詳しく触れてみることにします。
前回の記事で、発信力を高める媒体 として以下のものを挙げました。
・Facebook
・Facebookページ
・Google+
・LINE@
・Twitter
・インスタグラム
・ブログ
簡単にまとめるとSNSとブログということになります。
発信力を高める媒体としてSNSとブログは若干特性が違います。具体的には情報を発信するエリア(商圏)に違いがあります。
SNSは基本的にソーシャルでつながる友達に対して情報を受け取ったり発信したりできる仕組みです。つながっている友達が近場の人ばかりだと近所へ、県内の人が主体であれば県内へ、世界中の人とつながっていれば世界中に情報を発信することが可能です。裏を返すと、SNSは自社の情報を発信したいエリアに応じてコントロールすることが可能なのです。
一方、ブログはそのサービスを提供しているエリア(多くのブログは日本全体)に等しく情報が配信され、そのブログサービスを使っているユーザーが目にします。また、ブログは Yahoo! や Google などのインターネット検索に登録され、検索経由でもアクセスされます。例えば、クリニックや学習塾、整体・マッサージ、飲食店などのエリアビジネスにおいてブログで情報発信した場合、北海道から沖縄まで等しく情報が発信されてしまい、その情報を受け取ったほとんどの方にとって不要な情報を提供してしまうことになります。
これらを踏まえて、
- 全国的にサービスを提供している事業者についてはブログで情報発信する
- エリアでサービスを提供している事業者についてはSNSで情報発信する
ことで効率よく発信力を高めることができます。
ブログとSNS、うまく使い分けて自社の発信力を高めてみてはいかがでしょうか。