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旧慣墨守(きゅうかんぼくしゅ)
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。
その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。
今回選んだのは、
旧慣墨守(きゅうかんぼくしゅ)
ということわざです。
「旧慣墨守(きゅうかんぼくしゅ)」とは
「旧慣墨守(きゅうかんぼくしゅ)」とは、
「従来のやり方を踏襲し、その通りにやっていくこと」を指します。「墨守」とは、古代中国で活躍した墨子の故事に由来し、「堅く守る」という意味です。
仕事においても、なぜその方法を採っているのかを考えず、前任からの引き継ぎのままで漫然と日々の業務を行なっている人を見かけます。もちろん「旧慣墨守」自体、必ずしも悪いわけではありませんが、自分がその仕事に慣れてきた時点で、もっとシンプルで効率的な方法はないのかについて考えてみることは、とても大事だと思います。
仕事のやり方は、常に見直されていくべきものということを忘れず、たまには日々の仕事を見直してみるのも良いでしょう。
あなたの仕事は「旧慣墨守」になっていませんか?