貴社の社員は大丈夫ですか?ーSNSでの不法行為)を書きました。
先日、ある外資系のセキュリティ会社の社員の言動で起こった炎上事案について記事(今回は炎上の過程で“発掘されてしまった”ある女性に対する約2年前のSNS上での発言(ぱよぱよちーん事件)について経営者は反面教師にすべき点があると思いますので、書いてみることにします。
~ ぱよぱよちーん事案とは ~
前述のセキュリティ会社社員の久保田氏がある女性にTwitter上で交わした投稿で以下のような内容です。投稿者が50歳を超える年齢だったこととその投稿内容のアンマッチから急速にネット上で拡散していっている事案です。
久保田氏は経営者ではありませんが、あなたが経営者もしくは経営者を志すのであれば、SNS上で人を貶めたり、外部に公開されたら人から笑われるような投稿・メッセージのやり取りを避けるべきでしょう。
一度ネット上に流れた情報は 都合が悪くなった時に元の情報を消せばなくなる訳ではありません。必ず痕跡はネット上に残り、ネットユーザーに発掘、公開されてしまいます。そして、2ちゃんねるやSNS上で拡散して“炎上”するだけでなく、その後長期にわたってGoogleやYahoo!の検索結果に痕跡が残り続けます。
ちょっとした軽挙妄動が何年間かの潜伏期間を経て、冒頭の久保田氏のように発掘され拡散するかもしれないのです。
特に経営者であれば、たった一つの発言が自分の将来だけでなく、社員も含めた会社全体の将来を左右する可能性だってあります。
あなたのビジネスの夢が絶たれるだけでなく、あなたの家族やあなたの会社も崩壊してしまわない様、SNS上であっても、むしろSNSだからこそ、しっかりと自覚を持って発言を心がけていただければと思います。