くるみんとは?

経営に役立つ用語

くるみんとは?くるみんとは、厚生労働省が認定したマークとなります。

くるみんのマーク

くるみんマークは次世代育成支援対策推進法によって基準を満たした企業が申請を行うことで証として受けることができるものとなります。

くるみんは子供がいても働きたいという主婦の方にはおすすめのマークとされていて、就職する企業を選ぶときの一つの基準となります。最近では主婦の方でも働きたいという女性の方が増えているので、就職先を探す時にはこのマークの付いている企業を探してみても良いでしょう。

くるみんマークは赤ちゃんを包むおくるみという意味と、社会ぐるみで子育てを応援していいこうという意味が込められてこの名前となりました。

このくるみんマークの認定を受けた企業は数千件あり、様々な取り組みが行われています。取り組みとしては、育児のためのフレックスタイム制を伸ばしたり、子供のための有給休暇を導入するなどがされています。くるみんは仕事と家庭両立がテーマとされているので、働きやすい環境が整っている企業の目安として覚えておきましょう。

多くの企業にくるみんマークを認定されるように、厚生労働省はくるみんマークの周知広報を進めています。

くるみんマークの他にも、プラチナくるみんマークと呼ばれるものもあり、くるみんマークを認定されている企業の中でもかなりの実績を上げている企業が認定されているマークとなります。

プラチナくるみんマーク

くるみんマークの認知よりも基準が厳しくなりますが、行動計画策定や届出義務の免税、税の優遇などが多くなるなどのメリットがあります。くるみんマークは子育ての主婦にメリットがありますが、企業側のメリットが少ないとの意見もあり、企業側にもメリットがあるようにと、プラチナくるみんマークが作られました。

プラチナくるみんは企業側にも多くのメリットがありますが、その代わりに毎年一回は次世代育成支援対策を行っている状況をインターネット上で公表するという条件が付いています。プラチナくるみんマークは、くるみんマークと少し違い、王冠といマントがついていて、くるみん本体の色はプラチナの色になっています。

このマントのカラーは企業で選ぶことができて、全部で12色の中から選択することが可能となります。マントの色としては、メジャーなピンクの他にもオレンジ、黄色、緑、青、紫、薄オレンジ、薄ピンク、薄黄色、薄紫、薄青、薄緑となります。メジャーなピンク色には、明るさ、優しさ、温かさが表現されています。企業の方は、それぞれの会社に合ったイメージの色を選択して選ぶようにしましょう。