経営豆知識

今回は、ネット集客における “安さ” の持つ効果について書いてみます。当社には、日本有数の安さが特徴のサービスがいくつかあります。

数人の会社の場合、意思決定にさえ時間を要さなければ、集客開始まではスピーディーです。しかし、会社の規模が大きく、社員数が増えるとともに、集客決定から集客開始までの時間が次第に長くなっていきます。

数年前まで、大手転職サイトに 50万円程度の採用広告を出すと、2～3人の採用ができていました。しかしここ数年、1人も採用ができなかったというお話をあちこちで聞くようになってきました。

今回は、社長個人のたった数万円の国民健康保険（国保）の保険料滞納で会社の預金が凍結され倒産の危機に瀕してしまった実際のお話です。

新入社員歓迎会の二次会に参加していた女性社員が男性社員からセクハラを受けたとして、男性社員と会社を相手取る裁判を起こし、その訴えが認められ、損害賠償を支払う事案が発生しました。

話を売掛金回収に戻しましょう。これ以上引き延ばす理由もないので訴訟に突入することにしました。既に弁護士から訴状を裁判所へ提出済ですので、今後は法廷で争うことになります。

企業経営にとって離職率の高さは非常に頭の痛い問題です。大半の社員が数年で離職してしまう会社も多く、企業経営（特に中小企業経営）にとって離職に伴うコストが大きくなる一方です。

「企業名で検索すると、検索時に入力補助で「企業名 ブラック」と自動的に表示されるようになった」が、なぜ？というお問い合わせをたまにいただきます。

2008年に「ワタミフーズ」に入社した社員が入社後２ヵ月で、労働の過酷さなどを理由に自殺したことで、ワタミフーズがブラック企業として一気にクローズアップされました。

当社の場合、中小企業からのご相談がほとんどなので大企業の状況はわかりませんが、少なくとも中小企業の人材・労働力不足はかなりひっ迫しているように感じます。