役立つ用語集

青眼 〜「青眼（せいがん）」とは、中国の古書「晋書」が出典の故事成語で、中国の三国時代の著名な思想家だった阮籍がしたとされる「気に入った客に対して歓迎する目つき」のことを指します。

枝葉の繁りは実少なし 〜「枝葉の繁りは実少なし」とは、枝葉が立派に茂った木には実が多くないことから「口数が多かったり、見かけを装っている人は意外と誠実ではない」という意味で使われます。

転け徳利 〜「転け徳利（こけどっくり）」とは、倒れた徳利からお酒がこぼれ出すように「口からでまかせに、よくしゃべること」を指すことわざです。

能なしの口叩き 〜「能なしの口叩き（のうなしのくちたたき）」とは「才能のない人ほど、余計なことをあれこれしゃべる」という意味で使われることわざです。

能なし犬の高吠え 〜「能なし犬の高吠え」とは、役に立たない犬ほど大きな声で吠えることから転じて「取り柄のない役立たずの人ほど、口が達者である」という意味で使われることわざです。

空き樽は音が高い 〜「空き樽は音が高い」とは、空樽は叩くと大きな音が鳴るように「軽薄で中身のない人ほど、良く知りもしないのに得意そうによくしゃべる」ことを指します。

三顧の礼 〜「三顧の礼（さんこのれい）」とは、中国の三国時代 蜀の諸葛孔明が皇帝劉禅に奏上した「前出師表」が出典の故事成語で「礼儀を尽くして、優れた人材を招くこと」ことを指します。

草廬三顧 〜「草廬三顧（そうろさんこ）」とは、中国の三国時代 蜀の諸葛孔明が皇帝劉禅に奏上した「前出師表」が出典の故事成語で「礼儀を尽くして、優れた人材を招くこと」ことを指します。

一饋十起 〜「一饋十起（いっきじっき）」とは、中国の古書「淮南子」が出典の故事成語で、一回の食事の間に十度も席を立ち上がるという意味から転じて「熱心に優れた人材を探し求める」ことを指します。

吐哺捉髪 〜「吐哺捉髪（とほそくはつ）」とは、中国の古書「韓詩外伝」「史記」が出典の故事成語で「熱心に優れた人材を探し求める」ことを指します。