今回はホームページを集客寄りにリニューアルすると、どう数値が変わるかについて実例(B to Bのサービスを持つ中小企業のホームページ)で見てみることにしましょう。
●リニューアル時期:2015年1月上旬
●変更内容
・ページ増:8ページ → 20ページ
・SEO対策強化
・問い合わせ率を向上するデザインへ変更
●変更内容
・ページ増:8ページ → 20ページ
・SEO対策強化
・問い合わせ率を向上するデザインへ変更
【2014年10~12月累計データ】
※データは全てグーグルアナリティクスによるものです。
・セッション数:888
・問い合わせ数:15件
・問い合わせ率:1.7%
・直帰率:61.71%
※データは全てグーグルアナリティクスによるものです。
・セッション数:888
・問い合わせ数:15件
・問い合わせ率:1.7%
・直帰率:61.71%
セッション数とはホームページを訪れた訪問者数、直帰率とはホームページを訪れたものの10秒以内に閲覧を止めた率となります。
元々のホームページは数値的に決して悪いものではありませんでしたが、集客型にリニューアルして1年後にどう変わったのでしょうか?
【2015年10~12月累計データ】
・セッション数:1,284(+45%)
・問い合わせ数:43件(+187%)
・問い合わせ率:3.3%(+98%)
・直帰率:44.39%(-28%)
・セッション数:1,284(+45%)
・問い合わせ数:43件(+187%)
・問い合わせ率:3.3%(+98%)
・直帰率:44.39%(-28%)
ご覧の通り、全ての項目で改善しました。増やしたページ+SEO対策の強化で訪問者数(セッション数)が増え、問い合わせ率を向上するデザインへ変更したことで問い合わせ数・問い合わせ率とも大幅増となりました。
ちなみに直帰率はホームページを見ないで帰ってしまった人の率ですので、低下するのが正解です。
で、さらに直近のデータはこうなりました。
【2016年1月データ】
・セッション数:485
・お問い合わせ数:21件
・問い合わせ率:4.3%
・直帰率:42.27%
・セッション数:485
・お問い合わせ数:21件
・問い合わせ率:4.3%
・直帰率:42.27%
中小企業 & B to B のビジネスで、決して大規模でないホームページということを考えあわせると、営業日に 1件/日の問い合わせが入ってくる状況が出来上がったのは成功と言って良いでしょう。