お客様から一番多い相談内容は「SEO対策」です。そして SEO対策の話をする時に決まって話題になるのが、「ホームページを頻繁に更新するとSEO対策に良いか」という内容です。
ほとんどの方が、頻繁にページの内容を更新することが SEOに良い と思っています。
聞いていると、中には特に更新するような内容がない場合でも、頻繁に無理やり内容の一部を変えているケースもあります。
でも、ちょっと待ってください。
例えば、会う度に言うことが少しずつ変わる人をあなたは信じますか?
それと一緒で、検索システムを司る Google も内容がコロコロ変わるページを重視しません。もちろん、時の経過とともに新しくなる情報がありますので、必要な時にページの記載内容を実態に合った形へ変えることは必要です。しかし、SEOに良いと思って、本来は不必要なタイミングでページの内容を更新していると、いつまでたっても検索順位は上がらないということになります。
SEO対策上の観点から考えると、
「ホームページ自体を頻繁に更新する」ことはお勧めしますが、「ホームページ内のページを頻繁に更新する」ことはお勧めできません。
アバウトに「ホームページを頻繁に更新する」と言っても、ホームページ自体のコンテンツ(新しいページ)を頻繁に更新するのと、既存のページを頻繁に更新するのとでは、全く違うということです。
「ホームページを頻繁に更新する」の意味を取り違えてしまうと、既存ページの内容を修正する毎に、検索順位は下がり、元の順位に戻りきらない内にさらに修正をすると検索順位は逓減を続けるという悪循環に陥ってしまいます。
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SEOで集客をしていく上で、非常に多い「認識の間違い」だと思いますので、ご注意いただければと思います。