「SEO対策会社の実力がわからない。実際にホームページのSEO対策を依頼する前に実力を知る方法がないか」という質問を先日受けました。今回はプロから見たSEO対策会社の実力を知る質問をお教えします。
本題の前にホームページのSEO対策について触れてみます。
SEO対策の観点で見ると、ホームページは大きく2種類に分かれます。一つは全体が6ページ前後で構成される小規模なホームページ。そしてもう一つは、全体が数十~数百ページからなる大規模なホームページです。
前者は会社案内のような位置付けで、後者は本格的にSEOでホームページから集客をする場合に用いられます。
そして、小規模なホームページと大規模なホームページでは、SEO対策の方向性が大きく異なります。
どう違うかと言えば、小規模なホームページではSEO対策できるキーワード数は必然的に少なくなりますので、アクセス数が多いビッグワードやミドルワードを使って集客する必要があり、大規模なホームページではSEO対策できるキーワード数が多い為、ニッチなキーワードで幅広く集客するわけです。
ビッグキーワードを狙う場合と、ニッチなキーワードを狙う場合でのSEO対策は自ずと違ってきます。
もう少し具体的に言うと、ビッグキーワードを狙う場合は、そのページ内の文字数を絞ってキーワードの出現率を通常よりも高く設定する必要がありますし、ニッチなキーワードを狙う場合は文字数を増やしてより多くのキーワードを盛り込む必要があります。
ということで、本題のSEO対策会社の実力を知る質問に戻ります。
もし、実力を知りたいSEO対策会社があったら、
「ホームページでSEO対策をする場合、テキストの分量はどれくらいが良いですか?」と聞いてみてください。
「ホームページは何ページくらいですか?」と聞いてきて、ホームページのページ数によって「ページ数が少ないので、テキスト量は少ない方が良い」「ページ数が多いので、テキスト量が多い方が良い」という受け答えができるSEO対策会社でしたら、経験豊富で業務を任せて問題ないと思います。
今回は「SEO対策会社の実力を試すたった1つの質問」について考えてみました。