毛利元就 最後の言葉〜辞世の句

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毛利元就 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、毛利元就の最後の言葉として毛利元就の辞世の句を紹介してみることにします。

毛利元就の最後

毛利元就は、戦国時代に現在の中国地方を治めた有力大名の一人です。国人の一人に過ぎなかった毛利家を大大名にまで勢力を拡大させた毛利元就ですが、1571年7月6日(元亀2年6月14日)に病死しました。享年74歳。死因は食道がんとも老衰とも言われています。

そんな毛利元就の辞世の句と言われているのが以下の句です。

毛利元就 辞世の句

「友を得て なおぞ嬉しき 桜花 昨日にかはる 今日のいろ香は」

現代文に訳すなら「一緒に桜をみる友を得て、桜も私も嬉しい。同じ桜を観ていても、昨日に比べて今日では桜の香りも良いように思える。」といったところでしょうか。

毛利元就が死を前にした時、彼の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この毛利元就の最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

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